ソフトバンク陽耀勲投手(30)が3日、宮崎・春季キャンプに合流した。2日夜に1年契約の年俸3500万円プラス出来高払いで契約合意した。石渡編成・育成部長は「契約が終わると通常の外国人のようにフリー。彼の願いは尊重したい。夢は向こうでやるということなので」と説明し、今季終了後のメジャー挑戦という陽耀勲サイドの希望を容認する形となった。ただし国内他球団への移籍は認めない契約とみられる。
陽耀勲は今年1月、代理人を中国人からメジャー大物を顧客に抱えるスコット・ボラス氏の事務所へと変更。契約書の引き継ぎに時間を要した上、複数年契約を求める球団との間で交渉が進まず、キャンプインに間に合わなかった。
2日遅れでチームに合流した陽耀勲は王球団会長や秋山監督らにあいさつし、当初予定のA組(1軍)ではなくB組(2軍)の練習に加わった。「いろいろ迷惑をかけましたが、いい気持ちで入ることができた」と遠投、ネットスローなどメニューを消化。昨年プロ初完封を含む2勝を挙げた154キロ左腕は「どの世界も競争はある。自分の実力で勝ち取る自信はある」と、5人による外国人選手枠争いに立ち向かう。米球団から評価を得る上でも真の1年勝負になる。(金額は推定)



