<東日本大震災復興支援試合:社会人選抜7-0大学選抜>◇10日◇東京ドーム

 今秋のドラフト1位候補の155キロ右腕、慶大・福谷浩司投手(3年=愛知・横須賀)は、右内転筋痛のため登板を回避した。沖縄・石垣島キャンプ中だった4日、投球練習中に違和感を覚え、一時は歩行困難になったという。検査はしておらず、詳しい症状は不明。金光興二選抜監督(56)は「コーチから内出血と報告を受けた。1~2回登板予定だったがやめさせた」と説明、投球再開のめどは立っていない。福谷は「楽しみな舞台だったので残念。(東京6大学リーグ)開幕に間に合わなくても、他の投手もいますし。変な状態で投げて迷惑かけたくないので、今回は我慢」と、治療を最優先させる。