<仙台6大学野球:東北学院大5-4東北福祉大>◇24日◇第7節第1日◇東北福祉大野球場

 東北学院大は東北福祉大にサヨナラ勝ちし、3季ぶり19度目の優勝に王手をかけた。同点の9回裏2死三塁、1番三瓶将大外野手(4年=仙台育英)の中前打で勝負を決めた。東北学院大は今日25日の第2戦に勝てば優勝。連敗で勝ち点を落とした場合は、仙台大を含む3校のプレーオフになる。

 東北学院大が粘りを見せて打ち勝った。立ち上がりに2失策がらみで4点を失ったが、諦めなかった。3回裏に2四死球と4安打で振り出しに戻し、9回裏2死三塁から三瓶が中前に運びサヨナラ勝ちした。菅井徳雄監督(56)は「どっちに転ぶか分からなかったが、よく持ちこたえた」と精神力を評価。三瓶は「明日も勝ってみんなで喜び合いたい」とリーグ制覇に闘志を燃やした。