プロ野球ドラフト会議でヤクルト4位指名を受けた北照の又野知弥投手(3年)が29日、野手一本を宣言した。同3位西田明央捕手(3年)とのダブル指名から一夜明け、学校でのドラフト指名報告会に参加。今後の課題に「まずは守備です」と、取り組んでいる三塁守備の向上を掲げた。

 投手以上に評価が高いのが、春夏甲子園で本塁打を放った打撃面だ。ヤクルトも野手としての指名で、今後の指名あいさつなどで、正式に野手挑戦を打診される見通しだ。センバツで完封勝利をマークしたが「それはそれでいい思い出。未練はないです」と、投手封印を口にした。

 ヤクルトの三塁にはコーチ兼任の宮本慎也内野手(39)がいる。昨季にゴールデングラブ賞を受賞し、遊撃手時代も含め同賞計7度の名手だ。「一番いいお手本ですし、宮本さんにかわいがられたいですね」と素直な思いを吐露。来春キャンプなどでの弟子入りを志願していた。

 もちろん入団に支障はなく「(オフの)メニューも早くもらいたいですね」と意欲的。気持ちはすでにヤクルトの一員で「選手名鑑を見て(先輩の顔と名前を)早く覚えたい」と笑った。野手又野がプロ入りの準備を進めていく。【村上秀明】