勝てば勝率5割に復帰する西武がタイラー・ネビン内野手(28)の活躍で先制した。

復帰2戦目も4番に座り、2回の先頭として左翼フェンス直撃の痛烈ライナー安打で出塁。ロッテ友杉の失策、6番平沢大河内野手(28)の安打で無死満塁にすると、源田壮亮内野手(33)の押し出し四球で先制。さらに滝沢夏央内野手(22)の内野ゴロの間にもう1点を追加した。

ネビンの貢献は先頭打者としての出塁にとどまらない。無死満塁での三塁走者として、源田のカウントが2-2となっての6球目、あたかもスクイズのように3、4歩ほど本塁へ走り出すしぐさ。場内もどよめいた。その動きや空気の変化が、田中晴の投球に作用したかは不明ながら、投球は外に抜けてフルカウントに。最後は源田が先制の押し出し四球をもぎ取り、ネビンがホームインした。

ネビンは守備でもみせた。2回、1点を返されて2死一塁。先発の武内夏暉投手(24)の鋭い一塁けん制で完璧のタイミングでベースに入り、帰塁する走者にタッチ。判定はセーフだったものの、ネビンは即座にベンチにリクエストを要求し、最終的にアウトに覆った。