WBC世界バンタム級王者山中慎介(33=帝拳)が21日、都内の所属ジムで、練習を再開した。

 9月22日のV9戦後、「空振りしすぎた」と左肘が腫れ、痛みも感じたが、検査の結果は異常なし。引退を表明した亀田興毅については「気持ちがこれ以上、上がらないというのもあったのでは。お疲れさまです」とねぎらった。今後は11月1日に中国で行われるWBC総会への参加を予定している。1カ月ぶりのジムワークで汗を流すと「新鮮な気持ちで、また次の試合に向けてやっていきたい」と話した。