プロボクシングのWBC世界ミドル級5位村田諒太(30=帝拳)が25日、都内のジムで30日に中国・上海で行われるプロ第9戦に向け、スパーリングを打ち上げた。約3週間で54回を消化。「けがもなく、練習が出来た」とアピール。上下に打ち分ける攻撃的な動きで、最後の実戦練習を締めくくった。

 対戦するWBCスペイン語圏同級王者ベガ(アルゼンチン)については、3試合の映像を確認。「序盤はパンチを振ってくるので、打ち急いで変なパンチをもらわないことが重要。距離を取ったところから、きれいな右で倒すのが理想」とイメージを口にした。