プロボクシングの辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)が27日、大阪市内の東和薬品RACTABドームサブアリーナで4戦目に臨んだ。

 三瓶(さんぺい)一樹(24=ワタナベ)と対戦。自身よりも10センチ高い身長178センチの相手に対して、接近戦に持ち込むことに苦労。最終4回にラッシュをかけたが、倒しきれずに、試合は判定に持ち込まれた。

 ジャッジ3人のうち、2人が39-38で寿以輝、1人が39-38で三瓶を支持。寿以輝は2-1の判定で際どい勝利となった。

 寿以輝は「ちょっとやりにくかった。下(ボディー)から上という指示だった。それをできなかった。僕が悪い。もう少し強引にいくべきだった」と反省を口にしていた。