「K-1 WGP 2016」(6月24日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の70キロで、城戸康裕(33=谷山ジム)が渡部太基(28=Golden Globe)と対戦する。K-1実行委員会が11日、都内で発表した。

 K-1 WORLD MAX 2008 日本トーナメント優勝、WBKF世界70キロ王者など、日本の70キロをけん引してきた城戸。待望の新生K-1参戦となる。

 おもしろキャラでも知られる城戸は、相手がKrush67キロ現王者の渡部に決まったことに、開口一番「『お前誰だ、みたいな選手にしてくれ』と前田プロデューサーにリクエストしていたのに、愛がない」と言って会場を笑わせた。

 そして「渡部選手は強いのでドキドキしている。牛のように突進してくるので、闘牛士としていなす感じでいきたい」と話した。

 181センチの城戸に挑むことになった173センチの渡部は「城戸選手は何でもできて、70キロの日本人として唯一世界で通用してきた。めちゃめちゃ強いが、しっかり楽しみたい。いつも通りガンガン行って、大会のベストバウトを目指して勝ちに行く」と、目をギラギラさせていた。