3日にプロ格闘家転向を表明した北京五輪柔道100キロ超級金メダリスト石井慧(21=国士舘大4年)が9日、母校の「体育学部創設50周年記念行事」に出席し、大学卒業を確実にした。かねて「(大学関係者から)式典に出れば卒業させてもらえるという約束だったんで…。これでリポート提出とかって言われると、ちょっと…」と苦笑いを見せた。同大で行われる北京五輪後の一連の公式行事もこれで一段落。「スッキリさせて、これからMMA(総合格闘技)だけに打ち込めようにしていきたい」とホッとした様子で話した。