日本バンタム級王者山中慎介(帝拳)が世界ランカー相手にも必勝を期した。WBA世界バンタム級14位ホセ・シルベイラ(メキシコ)戦(24日、東京・両国国技館)に向けて14日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。練習前に同門の元2階級制覇王者ホルヘ・リナレス、日本スーパーライト級王者亀海(かめがい)喜寛とともに会見した山中は「こういう会見をして、特に大きい試合なんだなって、あらためて実感しました」と気持ちが高まった様子だ。現在6連続KO勝利中だが「周りはKOって言うけど、あまり狙わずにやってきた。最終的に勝てればいいです」と語った。