世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦(9日=日本時間10日・米ニュージャージー州アトランティックシティー)の計量が8日、アトランティックシティーで行われ、チャンピオンで初防衛戦に臨む下田昭文(帝拳)が55・1キロ、挑戦者で同級1位のリコ・ラモス(米国)が制限体重の55・3キロでパスした。

 ハワイ以外の米国で日本人世界王者が防衛戦を行うのは初めて。下田は「体調はばっちり。持っているものを出し切って、熱い試合を米国の人に見せたい」と活躍を誓った。

 計量はカジノホテルの特設ステージで、一般公開して実施。ファンの前でラモスとにらみ合い「この雰囲気はプラスになる。わくわくする」と気持ちを高ぶらせた。