<全日本プロレス:40周年記念

 新春シャイニング・シリーズ>◇2日◇東京・後楽園ホール

 全日本のエース諏訪魔(35)が、大日本のエース関本大介(30)との一騎打ちを制して、新年の好スタートを切った。昨年は10月の両国大会で虎の子の3冠ヘビー級を失い、征矢匠(24)と組んで関本、岡林裕二(29)組に挑んだ12月のアジアタッグ選手権では苦杯をなめた。

 全日本40周年記念のスタートのメーンで、関本とド迫力の戦いを見せてファンをうならせた。必殺の岩石落としを2発もカウント2で返されたが、最後は伝家の宝刀ラストライドをさく裂させて19分44秒、体固めで勝利した。

 諏訪魔は「新年一発目に幸先いいね」とニッコリ。「ただ、あいつは、まだアジアタッグのベルトを持っている。取り返すまでは、まだまだ俺も含めて全日本のみんなで伸びて行かなきゃ。やりがいがあるね」と振り返った。

 関本とのパワフルなぶつかり合いに、勝つこと以上の価値を見いだした。岩石落とし固めを2回返されたのも「驚いたね。でも、それだけトレーニングしてるって証拠じゃないか。シングル戦はいいね。俺が3冠を取られて、その先に何をやるかが重要だから」と、3冠奪還を見据えた。