天龍プロジェクトは3日、26日に東京・後楽園で行う「R-3」で鈴木みのる(44)-宮本和志(33)戦を60分3本勝負で行うと、都内で発表した。欠場中の天龍源一郎(62)の“大将代行”を務める鈴木は、会見場に張ってあるポスターに自分とともに天龍が大きく載っているのを見て「欠場中なのに、なんでデカいんだ」と“世界一性格の悪い男”の本領を発揮。

 宮本は7月27日の「R-2」で佐々木健介(46)にあごにパンチをくらいKO負けを喫している。天龍が「宮本選手の前向きな姿勢は、若いころの鈴木選手みたいだ」と言うと、鈴木は「こんなパンチ1発で寝るようなヤツと一緒にするな。腐ったミカンみたいなのと対戦なんてよ。俺、パンチなしでもいいや。なんならキックなしにしてやろうか。一瞬で終わって『金、返せ』コールが起きたら困るから3本勝負にしてやる。でも、5分もあればいい。何回やっても同じ」。宮本は「口ではかなわないけど、試合で証明する」と話した。

 また、鈴木は大会名の「R」の意味は「Reserve(予約)」と説明。「ほかのヤツらが、天龍、天龍ってかついで持ち上げるからな。腰が治ったら、俺と戦え。何だったら、今でもいいぞ」と天龍に対戦要求を突きつけた。