協栄ジムは7日、WBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(28=協栄)の3度目の防衛戦をタイ・シーサケット県で行うと発表した。

 敵地で、同級8位のシーサケット・ソールンビサイ(26=タイ)の挑戦を受けることになった。日本人のタイでのタイトル戦成績は、17戦して0勝16敗1分け。日本人世界王者の防衛戦は3人目。63年には世界フライ級王者ファイティング原田が、翌64年には世界フライ級王者海老原博幸がともに判定で敗れている。佐藤は勝てば、日本人初の快挙となる。佐藤は「5月9日に3人目の子どもも生まれる。海外で初めての試合だけど、史上初に挑める。ベルトを持って帰ってきたい」と話した。