ロンドン五輪男子ミドル級金メダルのプロボクサー村田諒太(27=三迫)が30日、合宿先となる米ラスベガスから帰国した。

 9日に日本をたち、10日にはロサンゼルスで米プロモート大手となるトップランク社との契約会見に出席。その後すぐにボクシングの本場で約3週間、スパーリングを中心としたトレーニングを積んできた。

 会員制となるトップランク社のジムなどで練習を重ねてきた村田は「最初の10日ぐらいは長く感じたけれど、慣れてきたらあっという間に過ぎてしまった」と話し、充実した表情。近日中に決まる8月下旬のプロデビュー戦に向け、順調な調整を進めていることを伺わせていた。