ダイヤモンドリングの佐々木健介(47)が現役引退を表明した。13日、妻で所属する健介オフィス代表の北斗晶とともに都内のホテルで会見。晴れ晴れとした表情で、「長きにわたり、リングに上がらせて頂き、ありがとうございました」とあいさつした。

 11日に行われた後楽園大会で、弟子の中嶋勝彦に敗北。「試合に負けて、勝彦の成長を感じて満足した。悔しいと思わなかった時に、佐々木健介というプロレスラーは終わったなと思った」と、引退理由を説明した。

 北斗は「体を痛めながらずっとやってきたので、今後は好きなように生きてほしい」と優しい言葉を送った。引退試合などは行わない予定だという。