<プロボクシング:日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦>◇6日◇東京・後楽園ホール

 王者中川大資(31=帝拳)が逆転TKOで、初防衛に成功した。同級2位斉藤幸伸丸(30=輪島)を相手に、4回まではつかまえきれずにポイントを奪われた。5回からは打ち合いで優位に立ち、右ストレートでぐらつかせて連打で、7回2分36秒TKO勝ちした。

 中川は初防衛戦の重圧からか「フワフワして」と、初回からポイントをリードされた。スピードある出入りの斉藤を捕まえられなかった。帝拳ジムにとっては辻選手が亡くなった3月以来の興行。セコンドから「辻が見てるぞ」とハッパを掛けられて奮起。5回に右ボディーでうめかせ、足を止まらせて、打ち合いに持ち込んだ。「足が止まり、シメシメと思った。打ち合いで自分の土俵に来てくれた」と、7回に連打で仕留めた。