WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(33=帝拳)が11日、都内のジムで一夜明け会見に臨んだ。左フックで挑戦者の下あごを砕き、日本人で4人目の3連続KO防衛。「1番最初に一番思い切り打ったパンチ。いい出来でした」と振り返った。4度目の防衛戦へは2階級王者マルケス(メキシコ)との交渉に入る。ラスベガスでは2試合経験しているが「最高峰の地で今度はビッグマッチをやりたい。さらに完ぺきに強くなりたい」と話した。12日はWOWOW再放送にゲスト出演する。2カ月ぶりに会った長女小姫ちゃん(3)は先に兵庫の自宅へ戻った。「泣かれて困った」というパパは、おわびに動物園に連れて行く約束をした。しばらくは家族と水入らずで拳を休め、決戦決定の報を待つ。