大相撲夏場所が初日を迎え、大関安青錦(22=安治川)がプロデュースした「安青錦弁当」が発売された。6日の出稽古で負傷したカド番の安青錦は休場。本人は不在も弁当は初日から店頭に並び、ファンの食欲を満たしている。見どころならぬ“食べどころ”の多い弁当を本紙記者も実際にいただいた。
◆ロールキャベツ3つ 出身地ウクライナの「ゴルブッツイ」をイメージ。やわらかく煮込まれたキャベツの甘みが広がり、あとから肉のうま味がじんわりと追いかけてくる。ほっとするやさしい味わい。
◆ターメリックライス 見た目の鮮やかさと比べ、香りと味は控えめ。弁当全体をやさしく支える。
◆安青錦の好物エビチリとポテトサラダ エビチリはぷりっとした食感と甘辛いソースの絡みが絶妙。ポテトサラダのまろやかさが合間にうれしい。
◆牛肉と玉ねぎのバラ焼き 青森出身の師匠、安治川親方(元関脇安美錦)にちなんだ郷土料理。濃い味つけで、牛肉のうまみと、玉ねぎの甘みがはっきり感じられる。ボリューム感もあり、弁当の満足感をぐっと押し上げる。
2横綱3大関で迎えた夏場所は5種類の「力士弁当」が売り出され、午後1時の時点で完売。弁当の番付争いも熾烈(しれつ)だ。【山田遼太郎】

