11年度ボクシング年間表彰式が25日、都内で行われた。

 2年連続で年間最優秀選手賞を受賞したWBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(35=帝拳)が、あらためて3階級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との対戦を熱望した。受賞スピーチでは「ドネアしかいない。試合が決まれば、必ず勝ちます」と力を込めていた。昨年10月、日本人王者として初めて米ラスベガスで行った防衛戦が年間最高試合賞に輝いた。「気力、体力、技術を駆使した素晴らしいスポーツ。今年も魅力を感じてもらうように、選手一同、頑張る」と使命感を口にした。