WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(28=帝拳)が7日、WBA同級王者の内山高志(32=ワタナベ)との団体王座統一戦を熱望した。3度目の防衛成功から一夜明け、都内で会見。「自分が世界王者で1番になりたい」と王座統一に意欲を見せた。

 同じ階級の世界王者は1人でいい。粟生は「8人も日本人の世界王者がいる。その中で、いいカードが組めるのだから、欲を出していきたい」と内山戦を見据えた。アマ時代から親交のある内山については、「好不調の波がない。ボクシングの組み立てもうまい」と早くも警戒していた。

 一方の内山も「ボクシング界を盛り上げたい」と受けて立つ構えだ。粟生の試合は対戦をイメージしながらテレビ観戦。「手数も多かったし、積極的に攻めていた。オレだったらこう戦うとか考えた。激闘になるでしょうね」と頂上対決を待ち望んだ。

 粟生の次戦は8月予定で、長谷川を倒した世界2階級制覇王者ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)らが候補。内山も6月に次戦が控える。「互いに1戦はさんだ後にできれば」と帝拳ジムの本田会長。両者が望むビッグマッチは年末にも実現しそうだ。【田口潤】