第3試合のシングルマッチで、マーベラスの若手のホープ暁千華(20)と、東京女子プロレスのリーダー山下実優(31)が対戦。山下が10分14秒、Skull Kick(頭部への後ろ回し蹴り)で3カウントを奪い、貫禄勝ちした。
試合は立ち上がりから山下が代名詞のキックを容赦なく暁にたたき込み、暁が負けん気を発揮してエルボー連打で応戦すれば、山下は強烈なエルボー一発で暁を吹っ飛ばした。
暁も中盤以降、全女式押さえ込みやブレーンバスター、バックドロップで山下にダメージを与えていったが、すべてを受けた上で山下が投げっぱなしジャーマン、リターンクラッシュ(コーナーを使った三角蹴り)、そしてSkull Kickで勝負を決めた。
山下は試合後「千華~、大好きだよあんた! めっちゃ楽しかった!」と絶叫して、暁をたたえ「めちゃくちゃドキドキしたよ。でもね、まだまだもっともっと強くなるんじゃないの? もっと強くならなきゃいけないんじゃないの?」とエールも送った。
山下は、普段は右手でする試合後の握手を無意識に“敵対”という意味もある左手でしていたことも告白。「目を見ていて、もっともっと戦いたいなーって、ちょっと思っちゃったのかなぁ。なんか最後、左で握手しちゃった」と振り返った。
単身海外の団体に乗り込んで試合をすることも多い山下だが、国内他団体の大会に参戦するのは初めて。「マーベラスさんのリングに立って、本当にすごい、いろんな気持ちのこもったリングだなっていうか。上がってめちゃくちゃ緊張しましたし、めちゃくちゃ気合入りましたし。すごく闘志あふれるリング上だったなって、すごくいい経験ができました。でも思ったのは、もっともっと自分の団体をデカくしていきたいなって、気合が入りました」と感想を述べた。
暁の印象については「自分も普段、キック以外にもレスリングの練習もするんですけど、暁選手の抑え込みは本当に特別でした。めちゃくちゃ危なかったです。あんまりエスケープするの嫌なんですけど、逃げ込まないとやばいなという風に思いました」と評価していた。

