前WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29=大橋)が日本人初の「3階級飛び級」で世界再挑戦する。21日、横浜市内のジムで、井岡一翔との王座統一戦に敗れて以来、初めて本格的な練習を再開した。世界再挑戦の相手としては、同じ岩手県出身で、3階級上のWBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28=協栄)が浮上。今年大みそかにも2人の故郷の岩手県で東北復興を期した「みちのく対決」が見られそうだ。
八重樫がジム内の過酷な戦いを乗り越えて、佐藤戦に備える。休養期間に高校生史上初のアマ7冠を獲得した井上尚弥(19)が大橋ジム入りした。スパーで日本人世界ランカーを圧倒する19歳は、高校4冠の18歳松本、10月に日本王座に挑戦する日本ミニマム級1位で22歳の原としのぎを削る。「今の八重樫の実力は4番手」と大橋会長。八重樫は「緊張感あるスパーができる。まだ若い選手には負けない」とジム内のサバイバルを勝ち抜く覚悟も見せた。


