全日本プロレスの白石伸生社長が11日、都内の事務所で会見を行い、武藤敬司(50)との間で行っている株式譲渡交渉の打ち切りを示唆した。白石体制との決別を表明し、株の買い戻しを目指す武藤が、新団体設立などの動きを見せていることに対し「交渉期間、選手契約が残っている中で派手なアクションを起こされるのはいかがなものか」と遺憾の意を示した。誠意ある対応が見られなければ話し合いの進展はないとし、「このままいくと今週いっぱいで打ち切らざるを得ない。まとまる可能性はかなり狭まってきている」と現状を説明した。

 選手に対しては「全日本の看板を守っていくのか、師匠の武藤さんについて行くのかは1人1人が決めること。引き留めの話し合いはしない」とコメント。さらに、30日の両国大会には残留する選手を発表する意向を示した。この日は3冠ヘビー級王者の諏訪魔(36)が、初めて全日本への残留を表明した。