日本ボクシングコミッション(JBC)は7日、都内で会見を行い、亀田ジムの吉井慎次会長と嶋聡マネジャーの14年のライセンス更新を認めないとする処分を発表した。IBF世界スーパーフライ級王者・亀田大毅(亀田)が昨年12月の統一戦で敗れながら王座を保持した問題で混乱を招いたことなどが理由で、事実上の資格剥奪となる。

 今回の処分で亀田ジムは活動停止となる。ジムを通してでなければボクサーライセンスを更新することはできず、3兄弟が日本国内で試合をするためには新たに会長、マネジャーを置くか、他ジムへの移籍などの措置が必要になる。

 JBCがボクサーライセンスの更新を認めないと、3兄弟とも国内ではプロボクサーとしては認められない。IBF世界スーパーフライ級王者の大毅、WBO世界バンタム級王者の和毅は、王座の保持さえも国内では認められないとみられる。既にJBCが発行するランキング表では大毅のIBF王座は保留とされ、世界王者の欄から名前が外れている。一方、海外ではJBCの影響力は及ばず、通常のプロボクシング活動が可能で、世界王者として認められる。JBC浦谷氏は3兄弟について「(JBCが)活動を止めようとしている訳ではない」と強調し「3人ともが、立派な世界王者だ」と話した。

 ◆JBCの懲罰規定

 ボクサー、関係者とも同様。軽度なものから厳重注意、戒告、罰金、没収、ライセンスの停止、ライセンスの取り消しと定められている。