亀田3兄弟の父史郎氏(44)の「どう喝問題」の渦中にいる前WBC世界フライ級王者で長男の興毅(23=亀田)が8日、都内で行われた映画上映会イベントに姿を現した。3月27日の同級王座統一戦でポンサクレック(タイ)に敗れた後、史郎氏が関係者らをどう喝した問題で、6日には東日本ボクシング協会の緊急理事会でジム消滅の可能性が浮上し、7日の日本ボクシングコミッション(JBC)倫理委員会では史郎氏の日本ボクシング界追放が決定的となっていた。

 そんな状況となって初めての公の場に、興毅はやや緊張した面持ちで登場。周囲はピリピリムードで、会見では映画に関係のない質問が禁止された。会見前後の問いかけは関係者がすべて遮った。興毅はあいさつをした時と会見後にファンとの記念撮影に応じた時以外は、硬い表情を崩さなかった。

 帰りのタクシーへ向かう道中、試合で負傷した右まぶたについて聞かれ「細かく10針縫ったよ。ダメージも大丈夫。もう練習してるし」と口を開いたが、父の処分の話題にはきつく口をつぐんだ。イベント出席前、自身のブログで愛犬たちと散歩した話題を掲載し「レオとネネの散歩してる時は嫌な事も忘れられる」と、苦しい胸の内をのぞかせていた。