稀勢の里(28=田子ノ浦)は白鵬(30=宮城野)の変化にあっけなく転がり、期待された熱戦とは正反対の結果となった。
引き揚げると「情けないですね」とつぶやくのみで、険しい表情のまま無念さを押し殺した。
やっと勝ち越しを決めた琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)と豪栄道(28=境川)に並び、3大関は8勝6敗。昨年秋場所に続いて全員1桁勝利にとどまる屈辱となった。
北の湖理事長(元横綱)は「3人とも白鵬に勝てない上に2桁勝利もいない。ふがいないと言われても仕方ない。番付が大関とはいえ、照ノ富士の陰に隠れてしまった」と強い口調で苦言を呈した。

