平幕でただ1人の1敗力士で、全勝の2横綱を1差で追う西前頭14枚目の鏡桜(27=鏡山)が、平幕第1号の勝ち越しを決めた。

 西前頭9枚目の誉富士(30=伊勢ケ浜)に立ち合い、もろ手で突き放されたが、ひるむことなく、左からいなすと相手の右脇に密着。左で結び目近くまで深く上手をつかみ、寄り切って完勝した。

 自身幕内通算6場所目で、初の勝ち越しにもなり「今まで、なかなか勝ち越せなかった。(9日目で決めたのは)信じられない」とNHKのインタビュールームで笑みを、はちきらせた。好調の要因は「先場所の十両優勝(12勝3敗)が、今場所につながっていると思う。立ち合いも迷わなくなった」と分析。次なる目標の2桁勝利に向け「1番でも多く勝てるように」と話した。