西十両5枚目の御嶽海(22=出羽海)が、この日も休まず前に出る相撲で、明瀬山(30=木瀬)に寄り切りで勝利。新十両優勝(11勝4敗)した先場所より、白星を1つ上積みする12勝目を挙げ、九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)での新入幕を有力にした。
今場所を振り返り「予想以上。上出来じゃないですかね。先場所より、前に出ようという意識が強かったのが良かった」と笑顔で話した。前日、初めて手にした懸賞金(3万円)は「当分は使いません。金庫に置きっぱなしです」とニヤリと笑いながら話した。
故郷に近い御嶽山がしこ名の由来。多くの犠牲者を出した、その御嶽山の噴火から、この日で丸1年がたった。「自分もこうして勝ち越せた。まだ見つかっていない人がいるのは残念ですが、少しずつでも元気づけられたらと思います」と表情を引き締めた。


