[ 2014年6月7日11時29分 ]

 W杯ブラジル大会の審判団が6日、リオデジャネイロ近郊にある元日本代表監督ジーコ氏のクラブチーム、CFZで最後の研修会を公開した。

 日本の西村雄一主審(42)と相楽亨(37)、名木利幸(42)の両副審も約2時間、みっちりメニューをこなした。

 今大会の審判団は3人ずつの25組と補助審判員の計90人で、研修会は1日から10日まで。座学に加え、2日からはジーコ氏がCFZの施設と練習台に若手選手を貸し出す形で協力した実戦形式の練習にも取り組んでいる。国際サッカー連盟(FIFA)のブサカ審判部長とは判定時の手の上げ方など、細部まで確認していた西村主審は「僕らの所作が世界に見られる。シグナル1つとってもしっかりやらないと」と気を引き締めていた。