[ 2014年6月21日8時13分 ]練習前、バランスボールに座り、談笑する香川(中央)と長友(撮影・狩俣裕三)

 日本代表DF長友佑都(27=インテルミラノ)が奇跡を信じる。

 20日(日本時間21日)、ブラジル・イトゥ市内のベースキャンプ地での練習後に合同取材に対応。19日(同20日)のW杯ブラジル大会1次リーグ・ギリシャ戦が痛恨の引き分けで終わったことで、決勝トーナメント進出のためには、24日(同25日)の最終戦コロンビア戦(クイアバ)に勝った上でコートジボワール-ギリシャ戦の結果も影響する厳しい状況に陥った。

 確率的には極めて難しいものの、イタリアの名門インテルミラノで修羅場をくぐり抜けてきた男は「ここまで、ふがいなさもある。でも、あとがないので切り替えないと。過去を見ていても仕方がない。前を見るしかない。勝利を信じている。可能性があるわけですから、信じてやるしかない」と話していた。