[ 2014年5月29日8時28分
紙面から ]10年6月、南アフリカW杯
南アフリカ戦のメキシコ代表ハビエル・アギレ監督
今季限りでエスパニョールを退団するハビエル・アギレ監督(55)が、退団後は、クラブではなく代表チームの指揮を執る意向を示した。日本代表の次期監督候補として報じられている同監督は、28日付マルカ紙の取材に「スペインリーグからひと息つきたい」と同国から離れることを示唆。その上で去就について「日々頭を悩ませる。クラブにもよるが、今は代表を選ぶだろう」と説明した。
これまで地元メディアでは、アギレ監督には日本の他にギリシャ、カタール、サウジアラビアから就任のオファーがあるとされてきた。同監督は「日本、ギリシャ、カタール、カメルーンなどの話が出ているようだが、サッカーに関してはどれも伝統のない国」とし、「欧州以外のオファーはより魅力的だろう」と好条件の誘いを受けていることもにおわせた。
最終的にはプレミアリーグの指揮官になることが夢だというアギレ監督は「急いではいない。今、自分は良い状態にあるし、ぜいたくに時間を取って決断をしたい」。W杯期間中はメキシコのテレビ局で解説の仕事があるという。(山本孔一通信員)
◆ハビエル・アギレ
1958年12月1日、メキシコ市生まれ。両親がスペインからの移民で、本人の愛称はスペイン・バスク地方の人を意味する「El
Vasco」(エル・バスコ)。現役時代はクラブ・アメリカ(メキシコ)やオサスナ(スペイン)などでMF、DFとしてプレー。指導者としてはAマドリードなどを経て、12-13年シーズン途中からエスパニョール監督。代表チームはメキシコを2度率いたことがあり、02年W杯日韓大会、10年同南ア大会でともに16強に進出した。



