浦和レッズは、2-0で川崎フロンターレに勝ち、連敗を7でストップした。

解任されたマチェイ・スコルジャ監督(54)の後を受けた田中達也暫定監督(43)が初采配で、8戦ぶりの勝利に導いた。

浦和が連敗を7で止めた。田中暫定監督が初采配で、待ちわびた勝利をつかんだ。就任2日目の指揮官は「試合開始からプラン通りに運べた。結果的に2-0で勝ててよかった」とスーツ姿で喜んだ。

勝利に飢える本拠地に歓喜を呼び込んだ。1-0の後半26分。途中出場のFW小森が豪快な左足シュートを決めた。30秒前にピッチに送り出したばかり。最初のプレーで得点を挙げた。ベンチでガッツポーズし、コーチと抱擁。J1で66点の“ワンダーボーイ”が苦しむチームを立て直した。

01年に帝京高から浦和に加入。13年から新潟でプレーし21年に引退。今季アシスタントコーチとして古巣に復帰した。前日28日にスコルジャ監督が契約を解除されて白羽の矢がたった。最初は驚いたが、大役を引き受けた。「この半年間選手と一緒にいて、個人のストロングやゴール前のアイデアは分かっていた」と分析。「味方に勇気を持たせるプレッシングをしてくれ。恐れずに1歩前に出てくれ」と声をかけて、選手の強みを引き出した。

くしくも4月29日は、01年に鹿島戦でJリーグデビューを飾った日。25年後に監督初白星を挙げ「新しい記念日になった」と喜んだ。来季は新監督が招へいされる見込み。まずは暫定監督として、残り7戦で浦和らしさを取り戻すため全力を尽くす。【飯岡大暉】

【百年構想リーグ】浦和は田中達也暫定監督で快勝 首位鹿島PK戦で敗れる/スコア詳細