AKB48が挿入歌を歌っているディズニーアニメ映画「シュガー・ラッシュ」(来年3月日本公開)のワールドプレミアが29日夜(日本時間30日午前)、米ハリウッドのエル・キャピタン劇場で行われた。秋元康総合プロデューサー(54)が作詞を手掛けた挿入歌の題名は「Sugar

 Rush」で、この日、初めて一般にお披露目された。

 AKB48にとって待望の世界デビュー作だ。秋元氏とメンバーはワールドプレミアに出席できなかったが、メンバーを代表して総監督の高橋みなみ(21)が「AKB48として、大変大きな仕事をできたと実感しています。今後も世界中の皆さまに応援していただけるようなグループに成長していきたいです」とメッセージを寄せた。

 また映画公開に合わせて、写真家、映画監督の蜷川実花さん(40)が監督を務めた「Sugar

 Rush」のミュージッククリップも完成した。カップケーキ姿のメンバーが、映画「シュガー・ラッシュ」の世界に入り込んだようなファンタジックな映像になっている。

 AKB48を「日本のポップカルチャーの象徴」として起用したリッチ・ムーア監督は「歌もいいし、何よりパフォーマンスが素晴らしい。AKB48が参加してくれたおかげで、素晴らしい作品ができた」。製作総指揮のジョン・ラセター氏は「エクセレント!

 AKB48のメンバーと映画の一部分でも関わることができて、本当にうれしく思う」と話した。