女優桃井かおり(59)が、3月19日公開の映画「トリコ
3D
開幕!グルメアドベンチャー!!!」(志水淳児監督)で声優に初挑戦することが3日、分かった。原作は週刊少年ジャンプで連載中の、累計発行部数480万部を誇る人気漫画。桃井は伝説の美食ハンター・トリコと旅をする少年ペックを演じる。1971年に女優としてデビューした桃井にとって、今年は芸能生活40周年と還暦を迎える節目の年となる。不安を抱えつつもチャレンジャー精神で挑む。
日本を代表する個性派女優桃井が、芸能生活の節目で声優に初挑戦する。「やったことないから、やってみよう!!!と、ついついチャレンジャーの桃井は引き受けてしまったけれど、こりゃーどんなことになるのかちょっと、今になって眠れません。練習のしようもないってことに気づいても今更どうにもなりません」。豪快キャラの桃井が、珍しく不安を吐露した。
桃井を起用した理由について清水プロデューサーは「テーマは冒険。必要なのは新しいことにチャレンジする心。桃井さんは海外へと羽ばたき大活躍されている。その輝かしいキャリアの中、チャレンジする心を絶えずお持ちになっている。良い意味でアウトローだから」と説明。フジテレビ系で4月に放送が始まるテレビアニメ(日曜午前9時)に先立つ初の映画化で、かつ3D公開という挑戦の連続に、うってつけのゲスト声優として桃井に白羽の矢が立った。
桃井が演じる少年ペックは、高山の怪鳥ゲロルドの襲撃で壊滅寸前となった村を救うため、世界一の美食がそろう露店市グルメマーケットに「美食屋」トリコ(声・置鮎龍太郎)を訪ねる。「美食屋」は未知の食材を探して世界中を駆けめぐり、捕獲する食のハンターで、ペックはトリコにゲロルドの捕獲を依頼する、という役どころだ。
05年に「SAYURI」でハリウッドデビューし、現在は米ロサンゼルス在住の桃井だが、1月中旬にも帰国してアフレコに臨む。「今、桃井は食欲もなく。まあ決めてしまったものは仕方がないと…悪酔いしてるに決まってるんで、それを思えば、こっちの方がマシかな」と自嘲気味だが、人気アニメの声を担当する覚悟はできている。「トリコファンの諸君、期待どころか、決して怒らないで、この少年と桃井の勇気だけを食べて下さい。劇場でお耳にかかります」。最後は、いつもの力強い「桃井節」が飛び出した。




