腹話術のいっこく堂(51)が、相棒の人形・健太くんと世界初の腹話術ミュージカルに挑戦することになり、都内で発表された。

 終戦間際の横浜を舞台にした「ダブル」で、天才腹話術師をめぐる人間模様が描かれる。

 「僕はもともと、ふざけてんの? と言われるくらいダンスが下手だし、ノドの負担が大きすぎて踏み込める領域ではありませんでした。今回は台本が先にあって、背中を押されました」といっこく堂。作・演出の高野克巳氏は「腹話術に象徴される人間の二面性をミュージカルで描きたかった」という。

 共演は元宝塚の愛華みれ(50)、元光GENJIの内海光司(47)、ミュージカル界のベテラン宮川浩(51)と実力派ぞろい。

 愛華は「15年ぶりの男装も披露します。健太くんとのラブシーンもあります」。内海は「僕は俯瞰(ふかん)で見るMC役ですが、ご要望があればローラースケートをはきますよ」。宮川は「何しろ人形を相手にするのは初めて。話してる相手を見てお芝居をするクセが付いているので、ちょっと心配ですが」とそれぞれに興味津々で舞台に臨む。

 劇中には、いっこく堂と健太くんが「分離」された形で演技する場面もあるという。

 公演は6月18日から東京・北千住のシアター1010で。