“飲みドル”が「バブル期アイドル」に転身!? 一緒に飲める11人組アイドルこと“飲みドル”のチャッキーズ∞インフィニティが3日、東京・赤坂サカスで行われたイベントに出演し、ジュリ扇パフォーマンスを初披露した。

 膝上20センチのミニスカ制服姿のメンバーが、2曲目の「お酒は二十歳から」でジュリ扇を大きく横に振った。リーダー倉本あやは「昼間のライブはお酒が飲めないから、気持ちだけでもノリノリにするために、バブル期の昭和アイドルをイメージしてみました。わっしょい!!」と声を張った。

 ジュリ扇は、1980年代のバブル期にディスコ「ジュリアナ東京」(東京・六本木)で、ボディコン姿の女性が使っていた扇子のこと。先日、都内のドン・キホーテで購入したという。

 今月11日に出演する「2015神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)でも使用する予定だ。倉本は「この暑さと湿気でジュリ扇がもつか心配…。神宮花火の時は、もっと強靱(きょうじん)なジュリ扇にするかも」と話した。

 庄田愛海は「ジュリ扇も良いけど、一度で良いから、バブル期のように1万円札をちらつかせてタクシーをつかまえてみたい」と、バブル再来を願った。

 ライブは、気温35度の炎天下の中、バラード曲「今日も一日お疲れ様でした。」など計6曲を汗だくで熱唱。ファンや来場者らを盛り上げた。

 13年8月に結成。昨年7月、「飲もうよわっしょい!」でデビュー。メンバーの中には、現役OLもおり、自称「癒やし系アフター5OL」と名乗っている。グループ名にある「∞」は、「無限=インフィニティ」を意味する特別な数字で、18年末までにグループを「88人構成」にするプランを掲げている。活動は、毎月第4火曜に東京・新宿で行っている定期ライブや人生相談のほか、企業の歓迎会などにも「派遣OL」として出勤している。宴会での乾杯を「わっしょい!」とコールするのが特徴で、小笠原奈々はビール中ジョッキ25杯(1杯435ミリリットル)を飲める酒豪でもある。

 今月5日には、都内で「結成2周年ライブ」を開催する。