オダギリジョー(39)が14日、都内で、主演映画「FOUJITA-フジタ-」(小栗康平監督)の初日舞台あいさつに立った。これまで、オダギリの代表作は「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」(07年)を挙げられることが多かったが「ぜひ、これから代表作は『フジタ』のオダギリジョーで、よろしくお願いします。もう『東京タワ-』は(代表作を)終えていただいて」と話した。

 これほどほれ込むのは、小栗監督の指導で「演じている、どの姿よりも美しく、今までにない自分が見えた」(オダギリ)から。クランクイン前に映画や作品に対する考え方を綿密に話し合い、その上で「セリフに言葉を入れるな」と言われ、衝撃を受けたという。