女優の美絽(18)と、STARTO ENTERTAINMENTのジュニア内グループ「B&ZAI」の稲葉通陽(20)が、映画「17歳のプルーフ」(宝来忠昭監督、27年2月公開)でダブル主演を務めることが9日、分かった。同日に開催された、B&ZAIの日本武道館公演でもファンの前で生報告された。

稲葉はライブ中盤のMCで「1つ報告があります。『17歳のプルーフ』という映画に主演させていただきます。ぜひチェックしてみてください。青春ミステリーです」と伝え、大歓声を浴びた。映画のビジュアルが後方のモニターに大きく表示されると、メンバーたちからも「みっちー、やったぞ!」「めっちゃいいやん」などと絶賛された。ステージ上で劇中のせりふを少し披露すると、大きな拍手を受けた。

同作は恋をしたことがない高校2年生の璃呼(美絽)と幼なじみで図書委員の港(稲葉)が、図書館で30年前の卒業生が書いた古い小説を見つけたことから始まる青春ミステリー。小説には「ある人間をこの手で殺したのだ」という罪の告白がつづられており、2人は隠されたヒントを手がかりに謎解きを始め、やがて自分たちも知らなかった内なる思いに気づいていく。

稲葉は今作が映画初主演。22年に当時所属していたグループ単位で映画主演を飾ったことがあるが、個人としては初。大役に「お話を聞いた時は思わず声が出なくなるほど驚いたことを覚えております」と自身も予想外の抜てきだった。

演じる港は心優しい性格の持ち主で、稲葉の空気感と似通う部分もある。「とある1冊の本をきっかけに少しずつ成長し、自分たちの気持ちと向き合っていく姿はきっと幅広い世代の方に共感していただけると思います」と呼びかけた。所属グループは8、9日に初の日本武道館公演を成功させており、ファンに新たな吉報を届けた。

璃呼を演じる美絽は、第73回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された「白の花実」(25年)で映画初出演にして初主演を務めた。今作について「人を想うことの尊さや、その中で揺れる感情、温かさや切なさを感じ取れる様な作品になっていると思います」と魅力を挙げた。

同作は「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM(TCP)」から生まれた。同プログラムは過去に映画「嘘を愛する女」など数々の話題作を輩出している。