藤井フミヤ(53)のヒット曲「TRUE LOVE」の編曲を手がけたギタリストで音楽プロデューサーの佐橋佳幸氏(54)が、同楽曲の制作裏話を明かした。

 21日放送のラジオ番組「LIFE IS A GIFT」にゲスト出演した佐橋氏は、同楽曲のイントロが7拍子になっていることについて語った。

 藤井から渡されたデモテープを聞いた佐橋氏は、そのイントロのギター演奏が7拍子になっていることに驚き、違和感を覚えつつも、「面白いな」と新鮮に感じたという。それで、そのまま編曲して、仕上がったものを藤井に聞かせると、「あれ?なんで1拍足りないの?」と逆に不思議がられたという。佐橋氏がデモテープのことを告げると、藤井は「ああ、あれは俺の弾き間違い」だと明かしたという。しかしその“勘違い”から仕上がったものが、スタッフの間でも好評で、そのまま進めることになったと語った。