ディズニー製作による大ヒットアニメ映画「アナと雪の女王」が、ミュージカル化されることがわかった。ディズニー演劇プロダクションズが米国時間の9日、ツイッターで発表したもので、2018年春よりブロードウェーで上演される予定という。ブロードウェーでは現在、人気ディズニー映画をミュージカル化した「アラジン」や「ライオン・キング」も上演中だ。

 監督は、過去にミュージカル「ロッキー」や「ピーウィー・ハーマン・ショー」などを手がけ、トニー賞を2度受賞しているアレックス・ティンバー氏が務めるほか、トニー賞を5度受賞しているピーター・ダーリン氏が振り付けを担当。音響、照明、舞台セットなどもトニー賞受賞のベテラン勢が手がける。映画版の監督および脚本を手がけたジェニファー・リー氏がストーリーを書くという。

 同ミュージカルは2017年夏にニューヨーク以外のある劇場で試験的に上演される予定で、詳細は後日発表されるという。映画「アナと雪の女王」は2013年、アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞。世界的な大ヒットとなったテーマ曲「レット・イット・ゴー」もオリジナルソング賞を受賞した。世界興行収益は12億7000万ドルを超え、アニメ映画史上歴代1位を記録した。(ニューヨーク=鹿目直子)