フリーアナウンサーの赤江珠緒(41)が、現在放送中のTBS系ドラマ「重版出来!」(火曜午後10時)に出演することになり、自身の演技を自虐的に振り返った。

 赤江アナは24日放送のラジオ番組「たまむすび」で、火曜パートナーの南海キャンディーズ山里亮太(39)とのトーク中、「やっぱ違うなー、女優さんって。感性が違うのかなぁ。いよっ! 重版出来!」とイジられ、「やーめーてー! いやもうちょっと、それホントにいかんって山ちゃん。それはホントに触れちゃいかんって」と悲鳴をあげた。

 さらに山里から、「(インタビューに応じた記事)見たよ。何? 『お母さん役だから、母性を高めていって本番に臨みたい』? すげー。もう母性もコントロールできるんだ!? デ・ニーロじゃーん」と冷やかされると苦笑い。「(インタビューは)演技する前だったから……ほんとに申し訳ない! 全然できなかった。友だちとかも『観るよー』って言って来たんだけど、ホントにいい。忘れてくれ。『ぎゃー』って感じよ」と自虐した。

 赤江アナが演じる役は、原作では「ちょっと線の細い優しい感じの女性」だそうで、自身と全然違うタイプだというその役を演じるにあたって、「もっと弱々しい感じでやらなきゃいけない」と役作りをして臨んだという。しかしいざ撮影に臨んでみると、ほほ笑むシーンで「聖母のほほ笑み」を求められ、「え!? 聖母って? 聖母って? どのひきだしを開けても“聖母”がない!」とパニックに陥ったと振り返った。

 赤江アナはストーリー中では重要なシーンに登場するとのことだが、「よっぽどひどくてカットされてなかったらね」とし、「『ガラスの仮面』読んだからって演技はできない。『キャプテン翼』読んだからってサッカーは出来ないのと同じだね。その方向性からして間違ってた」とため息をついた。