タレント山口もえ(39)とお笑い芸人庄司智春(40)が27日、都内でJ.POSH「奨学金まなび」エイボン寄付式に出席した。

 「エイボン」は化粧品メーカーで、02年より乳がんの早期発見と検診を呼びかける「ピンクリボン活動」を実施。J.POSHは「受けよう乳がん検診 乳がんの早期発見で笑顔の暮らし」を合言葉に活動する認定NPO法人で、「奨学金まなび」は母親、保護者が乳がんで死亡もしくは闘病により就学困難な高校生を対象にした奨学金制度だ。この日、エイボンより350万円が寄付された。

 スペシャルアンバサダーを任命された2人は、ピンクリボンを意識したピンクの衣装で登場。山口は「毎年この時期になると街がピンク色になって、検診受けなきゃという気持ちになるので、今回このような話をいただき光栄です」。庄司は「アンバサダーで呼ばれるなんてなかなか無いです。これも『ミキティー』と叫び続けた結果だと思います」と話した。

 山口は先週、夫田中裕二と人間ドックを受けた。「結婚して1年になりますが、2人で一緒に受けたのは初めて。子どもがいると、どうしても子ども第1になってしまいますが、自分たちが健康じゃないと」と話し、「まだ詳しい結果は出ていませんが、主人は太り気味だと。30分以上軽い運動をするというアドバイスを受け、ママチャリで子どもの送り迎えをしています」。

 庄司はアンバサダーに就任したことで「男性も乳がんになる」と知ったといい「意外だったので、今日学んだことをミキティーはもちろんパパ芸人仲間に広く伝えたい」と話した。

 山口は乳がんで闘病中の小林麻央についても触れ「毎日ブログ読んでいます。たくさんの勇気を本当にもらっています。早く元気になることを祈ってます」とメッセージを送った。庄司は「頑張ってとしか言えませんが、早く良くなって一緒に仕事をしたいです」と話した。

 最後にエールの意味を込めて、「ミキティー」と叫ぶ持ちネタの披露を求められたが「今日はやめておきましょう。ノリが悪くてすみません。でも、応援はしています」と恐縮しながらステージを後にした。