タレントの梅宮アンナ(44)が、タレントの神田うの(41)との共演を避けていたことを明かし、約13年ぶりに和解した。

 梅宮は7日放送のTBS系「7時にあいましょう」に出演。神田と13年前に放送されたフジテレビ系「新春かくし芸大会」で共演して以来、共演NGにしていると明かした。

 梅宮と神田は「殺陣で100人斬りに挑戦」という演目で共演したが、梅宮がミスを連発したため、撮影時間が大幅に伸びて18時間にもおよんだ。さらに、それだけ時間をかけて取り組んだかくし芸も、低い点数となってしまったことで、神田が激怒。楽屋にスタッフを呼んで怒鳴りつける姿に梅宮は「スタッフに怒っているふりをして、自分に怒ってるんだ」と悟ったという。当時2人は番組での共演も多く仲が良かったが、梅宮はそれ以来、神田を避けるようになったそうだ。

 スタジオで神田と13年ぶりの対面をする前から、梅宮は涙を流し、「泣いちゃった私。本当に大変だったんですよ。どうしよう、泣く場所じゃなかったのに…」と声を震わせた。

 しかし登場した神田は「全然、怒ってないよ。なんで泣いちゃうの?」と平然とした様子。当時の出来事も「実は忘れていて」と明かすほど、気にしていなかったという。当時の楽屋でスタッフを怒鳴りつけていたのは「あんなに私たちが頑張ったのに点数が低くて、審査員に怒ってた」と釈明し、「私、アンナちゃんに怒ってたら言ってるもん」と、間接的に怒るようなまねはしないと主張すると、神田の性格を知る共演者たちも「確かに」とうなずいた。

 神田は「ずっとそういうふうに思われてたと思うと、なんかすごい……言ってくれればいいのに」と声を掛けたが、梅宮は「言ったらもっと跳ね返ってくるのかなって」と恐れていたことを明かした。

 神田は「そんなに怖い?」と苦笑いしながらも、「怖がらないで」と優しく声を掛け、最後は握手をかわし、ハグをして和解した。