女優柴咲コウ(35)が主演し、22日に放送された大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の第3話の平均視聴率が、関東地区で14・3%だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週は15・5%だった。

 同作は男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。

 22日の回は、鶴丸(小林颯)と夫婦になることを拒み、出家をしようとしたおとわ(新井美羽)の捨て身の策は、主家である今川義元(春風亭昇太)の怒りを買うことになる。義元は忠義の証として、おとわを人質に差し出すよう直盛(杉本哲太)に命じる。井伊家存続のため苦渋の選択を強いられる直盛に南渓和尚(小林薫)は、今川の怒りをしずめ、おとわの出家を認めさせて人質を免れることを約束し、おとわとともに駿府の今川館へ向かう、という内容だった。

 直虎の幼年時代を子役の新井美羽が演じるなど、序盤は子役を軸に物語が展開。柴咲は第5話から本格的に登場する。