演歌歌手北島三郎(80)が27日、都内で「平成28年度 日本クラウンヒット賞贈呈式」に出席した。

 年明けから貧血気味でめまいの症状もあったが、この日は「僕は大丈夫です。100歳まで歌うから」と不安を一蹴した。朝晩の冷え込みがきついので「オーバーホールをしながらマイペースでやっている。焦らずに1歩ずつ、気持ちは常に前を向いているよ」と説明。昨年に頸椎(けいつい)症性脊髄症の手術をしたが「首は調子がいい。まったく心配ない」。芸道55周年パーティーを昨年に終え“仕事の虫”がウズウズしている。「レコーディングも決まっている。若い人も自分も、歌を通じて明日への夢を膨らませないといけない。頑張ります」と、笑顔で話した。