痴漢冤罪(えんざい)防止のために男性専用車両を導入すべきか、その是非をめぐりお笑い芸人の加藤浩次(48)やハリセンボン近藤春菜(34)らが議論した。

 13日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」は、痴漢トラブルが頻発する中、男性専用車両の導入を望む声が高まっているという現状を伝えた。

 加藤は男性専用車両の導入について「なんか微妙なような気もするけど」と首を傾げつつも、周囲に痴漢冤罪を恐れている人が多いという現状を受け「だったら、あった方が良いのかな」とした。

 近藤は「満員電車は密着率がすごいじゃないですか。身動きとれない中で男性も全く触るつもりなくても当たっちゃうっていうこともあると思う。でも女性は女性で『この人、触った』って思っちゃう気持ちもある。どっちも悪くないんだけど、勘違いを生んじゃう場合が多々あると思う」とし、男女双方にとって男性専用車両を導入すべきとの考えを明かした。

 一方で日本文学者のロバート・キャンベル氏は、女性専用車両については肯定したが、男性専用車両の導入については「別々の空間を作らなければ私たちは市民生活を送れないというのは悲しい。それよりも根本をどうやって直していくかということを考えた方がいい」と私見を述べた。