映画雑誌「キネマ旬報」による映画ベストテンの表彰式が20日、都内で行われ、主演男優賞の豊川悦司、主演女優賞の寺島しのぶらが出席した。豊川は「すごく欲しい賞でした。もらわないと引退できないような気がしてたので、これで心おきなく」、寺島は「今年は能動的にいきたい」と意欲的だった。また、新人男優賞の生田斗真が、この日午後に出演した舞台「ミシマダブル」で、ステージから落ちたことを明かしたが、けがはなかったようで「トロフィーを握れて良かったです」。ほかに桜庭ななみ、安藤サクラら日本映画作品賞は「悪人」。