“うえのパンダ歓迎大使”で子役タレントの大橋のぞみ(12)が7日、東京・上野動物園で新曲「パンダのゆめ」を披露した。約300人のファンの前に、大橋は緑と黒のチェックシャツにオーバーオール、白のスニーカーを履いた“パンダ衣装”で登場。

 ライブでは、4人のキッズダンサーを引き連れ、キレのある振り付けを披露。両手を何度も左右に振りながら軽快なステップを見せた。気温34度の炎天下の中でのライブだったため「緊張したけど、それ以上に暑かったです。パンダも大変だと思う」と息を切らしながら、高温に弱いパンダを気遣った。作詞を担当した東京動物園協会総務部長の武市玲子さん(48)は「のぞみちゃんの歌声が、パンダと来園した子供たちを元気にしてくれました」と絶賛。

 昨年9月、武市さんらはジャイアントパンダ繁殖研究プロジェクトを支援する「ジャイアントパンダ保護サポート基金」を設立させた。ライブ後、月600円のお小遣いという大橋は500円を同基金へ募金し「みなさんもパンダのために(募金)よろしくお願いします」と呼び掛けた。